幼稚園Q&A
また登園後もそのまま遊びに入ることができ、着脱の時間を遊びに回すことが出来ます。汚れても構わない服で遊びに没頭している姿は本当に子どもらしさにあふれています。
自宅に帰ってから普段着に着替えると思います。その普段着で登園させて下さい。経済的にもよいのではないでしょうか。
教師も、全体を見つつ、一人ひとりを、しっかり見つめていきたいと思います。
A.幼稚園は園庭といいます。運動場ではありません。
「走る場所はありますか?」と質問されることがありますが、子ども達は木の回りを何回も何回も走って、かけっこやリレーをしたりしています。鬼ごっこもよくする遊びですが、いつしか、他クラスも混ざり氷鬼や助け鬼をしています。段差の地面を走ったり、止まったり、カーブを切ったりで自然と足の筋力が鍛えられていきます。
変化に富んだ園庭は隠れる場所が多くありますし、中央のイヌシデの木は鬼の陣地になったり、木登りには良い枝ぶりです。5月の新緑は、私たちに涼しい木陰と風を運んでくれます。広さだけではなく、子ども達が、そこにある豊かな自然といかに関わりあえるかが大切です。
園庭は色々な遊びが生まれる場所として、自然溢れる魅力的なところでありたいと思います。そして、今の子ども達にとって外遊びはとても大切な事柄になってきています。
A.今、早期教育の弊害が、問題視されています。少しでも早く、何かが出来れば安心なのでしょう。親の安心の為に、子どもの成長を曲げてはいませんか?
子どもは自分が興味を持ち、楽しいと思い何かに取り組んでこそ色々な力が伸びていきます。そしてその興味の持ち方は一人ひとり違い、個性があります。遊びこそが子ども達を成長させるのです。そして、遊びを通して見える力と共に、見えない力を取得していきます。
友だちとのトラブルを通して、我慢する力、協力しようとするなどの社会性を身につけ、園庭の様々な自然(花や木)と関わり、生物と接することで不思議さや美しさの感動、命の尊さを学びます。又、遊具で体を動かし、砂場で山や川づくりをします。幼児期は結果を求めるのではなく、その過程が大切であり様々な事を経験しながら、学びの土台が出来ていきます。
A.保育参観日というのは、どの園でも行っています。我が園もあります。保護者の皆様に幼稚園に来ていただいて、お子様の様子を見ていただく良い機会となっています。ただ当日は、子どもも教師も特別な日として過ごしているように思います。そんな1日もあり、普段着の1日もあります。多くはごくごく普通の日々ではないでしょうか。
そんな1日を親子共々過ごしていただきたいと思い『参加保育』を始めました。保護者の方々にも年間を通して一日幼稚園に来て頂き、体験していただいて、子どもの様子や幼稚園への理解を深めていただきたいと思っております。
参加保育されたお母様にはとても好評で「1日の流れがよく分かった」「楽しかった」等の感想を述べられ、子ども達も「今日はだれのお母さんが来るの?」と楽しみにしています。本園の特色です。